Rapls PDF Image Creator Pro マニュアル

Rapls PDF Image Creator Pro マニュアル

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Rapls PDF Image Creator Pro マニュアル

Pro 1.1.0 | 無料版 Rapls PDF Image Creator 1.4.39 以上 | PHP 7.4 以上 | WordPress 5.8 以上

Rapls PDF Image Creator Pro は、無料版 Rapls PDF Image Creator のアドオンです。無料版が作る PDF のサムネイルに、切り出し・PDF ごとのページ指定・閉じても止まらないキュー・差し替えの検出と差し替え画面を加えます。サーバーの条件がそろえば、無料版が描けない PDF を Ghostscript の直接呼び出しで描きます。

解像度・形式・品質・サイト全体のページ番号は、これまでどおり無料版の設定画面にあります。無料版の使い方は Free 版マニュアルをご覧ください。

入れただけでは、何も変わりません。 切り出しの既定は「オフ」、直接描画と自動の作り直しも既定はオフです。設定を変えても、すでにあるサムネイルには手を触れません。作り直したものから新しい設定になります。

01はじめに

動作要件

項目要件
無料版 Rapls PDF Image Creator1.4.39 以上がインストール・有効化されていること(必須)
PHP7.4 以上
WordPress5.8 以上
PHP の Imagick 拡張必須。直接描画のときも、仕上げ(色の変換・縮小)は Imagick が行います
外向きの HTTPS 通信ライセンスの有効化と更新の確認に使います
直接描画を使う場合のみPHP がプログラムを起動できること、Ghostscript が入っていること(条件の詳細)
無料版が無い・古いとき Pro は機能をすべて止め、管理画面に理由を表示します(例:「「Rapls PDF Image Creator」がインストールされていないか有効になっていないため、Pro の機能はすべて止まっています。」)。サイトが止まることはありません。先に無料版を有効化・更新してください。設定画面はこの状態でも開けます。

インストール

  1. WordPress.org から無料版 Rapls PDF Image Creator(1.4.39 以上)をインストールし、有効化します。
  2. 販売ページで購入すると、ライセンスキーがメールで届きます。
  3. ダウンロードページで購入時のメールアドレスとライセンスキーを入力し、rapls-pdf-image-creator-pro.zip を受け取ります。
  4. プラグイン → 新規プラグインを追加 → プラグインのアップロード から ZIP をアップロードし、有効化します。

ライセンスの有効化

ライセンスキーは RPIC-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX の形です。

  1. 設定 → PDF Image Creator Pro →「ライセンス」タブ を開きます。
  2. メールアドレス に購入時のメールアドレス、ライセンスキー にキーを入力します。
  3. ライセンスを有効化 を押します。「● ライセンス有効」と表示され、メールアドレス・伏せ字のキー・種類(「1サイト」または「5サイト」)が並べば完了です。
設定 → PDF Image Creator Pro →「ライセンス」タブ。ライセンス有効、メールアドレス、伏せ字のライセンスキー、種類
ライセンスが無いあいだ Pro の機能は止まり、無料版は Pro が無いときとまったく同じに動きます。切り出しの設定画面とプレビューだけは、購入前に自分のファイルで試せるよう開いたままです。PDF の編集画面の「サムネイルにするページ」「切り出し」欄も表示されますが、生成に反映されるのはライセンスが有効なときだけです。
ライセンスサーバーに届かないとき 有効化のあと、ライセンスは 1 日 1 回サーバーで確認されます。通信の失敗ではライセンスは無効になりません。最後に確認できてから 14 日間はそのまま使え、それを過ぎても確認できなければ止まります。サーバーが「無効」と答えたとき(取り消し)は、すぐに止まります。

有効化で出るメッセージ:

表示意味と対処
メールアドレスとライセンスキーの両方を入力してください。どちらかが空欄です。
ライセンスサーバーに接続できませんでした。サーバーから外へ HTTPS で出られていません。ホスティングのファイアウォールや WAF をご確認ください。
ライセンスサーバーからの応答を、このサイトで読み取れませんでした (HTTP 番号)。キーはまだ確認されていません。途中のファイアウォールやプロキシが原因のことが多いです。続く場合はサポートへご連絡ください。途中のファイアウォールやプロキシが、ライセンスサーバーの代わりに応答しています。時間をおいても続く場合は、表示された番号を添えてご連絡ください。
有効化できませんでした。(またはサーバーからの理由)メールアドレスとキーの組み合わせ、サイト数の上限、取り消しのいずれかです。

無効化とサイトの移行

1 サイト版は 1 サイト、5 サイト版は 5 サイトまで有効化できます。別のサイトへ移すときは、元のサイトで このサイトでのライセンスを解除 を押してから(確認が出ます)、新しいサイトで有効化してください。解除するとサーバー側の枠が空き、このサイトのキーとメールアドレスは削除されます。

元のサイトを開けない、削除後も枠が残っているなどで解除できないときは、info@raplsworks.com にライセンスキーと元のサイトのアドレスをお知らせください。1 年のメールサポートを過ぎても受け付けます。ライセンスを再発行し、新しいキーをメールでお送りします(古いキーは使えなくなります。同じライセンスを使っている他のサイトも、新しいキーを入れるまで、次の毎日の確認で止まります)。キーをなくしただけのときは、同じキーをもう一度お送りします。

ステージングで試すとき ステージングや開発用のコピー、localhost も 1 サイトに数えます。本番のコピーにライセンスは引き継がれないので、コピー側でも有効化すると枠を 1 つ使います。手順は同じです。枠が足りなければ、本番で一度無効化してから試し、戻すときにもう一度有効化します。

画面の場所

画面場所必要な権限
切り出し・直接描画・差し替えの設定設定 → PDF Image Creator Pro管理者(manage_options)
ライセンス設定 → PDF Image Creator Pro →「ライセンス」タブ管理者
キューメディア → PDF キュー管理者
PDF ごとの設定・差し替えメディアライブラリで PDF を開いた編集画面その PDF を編集できるユーザー
差し替えのバッジメディア → ライブラリ(リスト表示)の「PDF のサムネイル」列—
無料版の設定(解像度・形式・全体のページ番号)設定 → Rapls PDF Image Creator(設定 / 一括生成 / ステータス)管理者

02切り出し

設定 → PDF Image Creator Pro の「何を切るか」「細かい調整」で設定します。

なぜ切り出すのか WordPress は 150×150 の小さなサムネイルを画像の中央から正方形に切ります。縦長の A4 ページでは、タイトルのある上部がその時点で失われ、CSS では取り戻せません。「ページの上部を使う」は、上から正方形に切ってから WordPress に渡すので、上部が残ります。

何を切るか

選択肢動き
オフ 既定無料版が作るとおりに作ります。Pro を入れても、ライブラリの見た目は変わりません。
ページの上部を使う — 推奨ページの上から正方形(形は下の「上部を切り出す形」)を切ります。余白の無い全面デザインの表紙でも同じように効きます。もともと正方形の画像は、その正方形全体を使います。
余白を取り除くまわりの白い余白を削り、中身を大きく見せます。白地の中央に中身があるページ向きです。全面デザイン(上下に色帯のある表紙など)では削る余白が無く、色帯ごと切れるなど結果が読めません。スキャンでは下の「許容値」を紙のざらつきに合わせる必要があります。
余白を取り除いてから、上部を使う両方をこの順で。余白の広い文書で見出しが上にあるとき向きです。「余白を取り除く」と同じ注意があるので、数ファイルで試してから広く使ってください。

細かい調整

項目既定説明
許容値8%(0〜30)背景とどれだけ違えば「中身」とみなすか。余白を取り除くときだけ使います。
・0〜8% — きれいなページ、薄い斑点が数点あるページ。
・12〜21% は避けてください。 この範囲では、ページの一部だけを切って中途半端な位置で止まります。切れていないページは一目で分かりますが、半分切れたページは成功したように見えます。
・21% より上 — JPEG で圧縮されたスキャンが必要とする値。広く使う前に数ファイルで確認してください。
切り出し後の最小面積5%(0〜100)切った結果がページのこの割合より小さければ、切り出しを捨ててページ全体を使います(安全弁)。白紙のページや、ほこり 1 点に食いついた切り出しを止めます。
半分だけ切れた結果は正しい切り出しより大きくなるので、この値では止められません。それを防ぐのは上の許容値です。
切り出し後に足す余白2%(0〜50)切ったあとに少し余白を戻し、中身が端に張り付かないようにします。
上部を切り出す形正方形 (1:1)「正方形 (1:1) — 推奨」「横長 (4:3)」「ワイド (16:9)」「縦長 (3:4)」。正方形は WordPress の中央切り出しでも崩れない唯一の形で、仕上がりも大きくなります(A4 で 724×1024 ではなく 1024×1024)。縦長 (3:4) は縦に長いままなので、WordPress は従来どおり中央を切ります。
形をそろえるそろえない「そろえない」「正方形 (1:1) に余白を足す」「4:3に余白を足す」「3:4に余白を足す」。余白を取り除くと PDF ごとに形が少しずつ違い、一覧が不ぞろいになります。背景色の余白を足して一つの形にそろえます。
既定値の根拠 既定値は、デジタルで出力された実際の PDF 10 本で検証して決めています。スキャンした紙の PDF は未検証なので、スキャンに使うときは必ずプレビューで確かめてください。

保存すると「保存しました。既存のサムネイルには手を触れていません。変えたいものは再生成してください。」と表示されます。作り直しはキューか、無料版の一括生成で行います。

手元のファイルで見る(プレビュー)

  1. 設定画面の「手元のファイルで見る」で、— PDF を選ぶ — から PDF を選びます(新しい順に 20 件)。
  2. 両方を描く を押します。画面上の設定(まだ保存していない値も含む)で、「切り出さない場合」と「この設定の場合」の 2 枚が並びます。
  3. 2 枚目の下に、仕上がりの大きさとページ全体に対する割合、切り出しを適用しなかった場合はその理由が出ます。
「手元のファイルで見る」。PDF を選んで「両方を描く」を押すと、いまの状態と設定を適用した結果が並ぶ
絵より数字を見てください 途中で止まった切り出しは、成功した切り出しより大きく出ます。目では分かりにくく、数字には出ます。プレビューは何も保存せず、サムネイルも置き換えません。

03PDF ごとの設定

メディアライブラリで PDF を開くと、編集画面に次の欄が加わります。空欄・「サイト設定に従う」のままなら、サイト全体の設定がそのまま使われます。

欄説明
サムネイルにするページこの PDF だけ別のページを使います。ページは 1 から数えます。空欄にするとライブラリ全体の設定(無料版の設定画面のページ番号)に従います。ページ数が読めた PDF では「このファイルは N ページです。」と出て、それを超える値は保存できません。
ページ数を教えないサーバーでは任意の数を受け付けます。そのページが無ければ、1 ページ目に黙って戻すのではなく、失敗として理由を表示します。
切り出し「サイト設定に従う (…)」または 4 つのモード。図面のように切ってはいけない PDF や、上部を使ったときだけ見栄えのする表紙に使います。変えても既存のサムネイルはそのままなので、作り直して確認してください。
この PDF問題があるときだけ表示されます。「このサムネイルを作ったあとで、PDF が差し替えられています。」または「このままでは、この PDF のサムネイルを作れません。」
前回の生成日時、描画したもの(「… で描画」)、仕上がりの大きさ、切り出しを適用しなかった場合は「切り出していません: (理由)」。
PDF の編集画面。下にサムネイルにするページと切り出しの欄、右に「この PDF を差し替える」の箱。差し替え直後の表示

04直接描画(Ghostscript)

サーバーの ImageMagick が PDF を読めないとき(多くはホスティング側のセキュリティポリシー、ときに部品の欠け)、無料版には回り道がありません。WordPress.org の規約で、ほかのプログラムを起動できないからです。Pro はその規約の外で配布されるため、Ghostscript を直接呼び出してページを描き、結果を無料版に渡して仕上げさせます。

すでに描けているサーバーでは、何も変わりません。 必ず通常の経路(無料版)を先に試し、成功すればほかには何も動きません。余計なプログラムも起動せず、画像はバイト単位で同じです。直接描画に回るのは、通常の経路が失敗したときだけです。

使える条件

条件確かめ方
PHP がプログラムを起動できるexec か proc_open のどちらかが disable_functions に無く、実際に無害なコマンドを実行して結果が返ること(どちらか一方で足ります)。Pro は関数名の有無ではなく、実際に動かして確かめます
Ghostscript(gs)が入っているPATH、または /usr/bin/gs などの定番の場所で見つかること
PHP の Imagick 拡張がある仕上げに使います。Imagick がまったく無いサーバーでは直接描画も使えません

設定画面の「このサーバーが PDF をまったく描けないとき」→「このサーバー」に、判定と内訳が表示されます。

判定の表示意味
このサーバーでは Ghostscript を直接呼び出せます。使えます。gs のパスとバージョンが並びます。
このサーバーでは PHP から他のプログラムを起動できない (exec も proc_open も使えない) ため、代わりの描画方法は使えません。使えません。コントロールパネルや php.ini で変えられるホストもありますが、安全のために止められているものです。何を有効にするのか理解してから判断してください。Pro のほかの機能はこれが無くても動きます。
このサーバーに Ghostscript が見つかりません。プログラムは起動できますが、Ghostscript がありません。ホスティング会社にインストールしてもらう必要があります。

内訳には「プログラムの起動」「Ghostscript」「描画の時間制限」(あり (このプラグインが掛けます) / あり (timeout コマンド) / なし — 止まった描画を停止できません)が出ます。この結果は 12 時間記憶されます。ホスティング側で設定を変えたら このサーバーを再確認 を押してください。

有効にする

「使う」の 通常の経路が失敗したとき、Ghostscript の直接呼び出しに切り替える にチェックを入れて保存します。既定はオフで、判定が「使えます」でないときはチェックできません。サムネイルが作れず、無料版のステータス タブが PDF の描画を禁止・利用不可と言っているときに有効にしてください。

  • 有効にすると、無料版のステータス タブの説明に「かわりに Ghostscript を直接呼び出してサムネイルを作っています。」が加わり、要件の一覧に「直接描画 (Pro)」の行が出ます。
  • キューの詳細欄には「Ghostscript を直接呼び出して描画しました。」または「無料版で描画しました。」と、どちらで描いたかが出ます。
  • Ghostscript 9.27 以前で透明を含むページが真っ白になる不具合には、自動で回避を掛けます。

05大きすぎるページの拒否

A0 のような大きなページを高い解像度で描くと、メモリを使い切って PHP の処理ごと落ちることがあります。落ちたプロセスは例外も失敗の記録も残しません。Pro はライセンスが有効なあいだ、描く前にページの大きさと解像度から画素数を見積もり、上限を超えるページを描かずに断ります。

  • 上限は、ImageMagick のリソース上限の 40%、幅・高さの上限、そして 1 億画素(100 MP) のうち最も小さいもの。A4 の 600 dpi や A0 の 150 dpi(約 35 MP)は通り、A0 の 300 dpi(約 139 MP)は断られます。
  • 断られたジョブはキューに「この解像度では、ページが大きすぎて描画できません。」と出ます。無料版の設定で解像度を下げて、もう一度キューに入れてください。
  • 設定画面はありません。上限を変える必要がある場合は、フィルター rapls_pdfp_max_megapixels(単位は MP、0 以下で独自の上限を外す)を使います。
// 例: 上限を 150 MP にする(テーマの functions.php など)
add_filter('rapls_pdfp_max_megapixels', function () { return 150; });

実測: Xserver で A0・600 dpi のページが 0.004 秒で断られました(以前は 68.5 秒描き続けていました)。

06キュー

メディア → PDF キュー(見出しは「PDF サムネイルのキュー」)。キューに入れた PDF はバックグラウンドで処理され、画面を閉じても続きます。画面を開いているあいだは、画面からも処理を進め、件数が数秒ごとに更新されます。

メディア → PDF キュー。上にボタン、下にジョブの一覧。失敗したジョブには理由と対処が出る

画面のボタン

ボタン動き
サムネイルのない PDF をキューに入れる (N件)まだサムネイルの無い PDF だけを入れます。確認が出ます。
差し替えられた PDF をキューに入れる (N件)サムネイルを作ったあとでファイルが差し替えられた PDF を入れ、作り直します。確認が出ます。
すべての PDF のサムネイルを作り直す (N件)すべての PDF を、いまの設定で作り直します。既存のサムネイルは置き換わります。確認が出ます。
失敗したジョブを再試行 (N件)「再試行待ち」と「失敗」のジョブを、もう一度待機中に戻します。
完了したジョブを一覧から削除「完了」のジョブを一覧から消します。サムネイルは消えません。

PDF が多く、1 回で入れきれないときは「1回で投入できる数を超える PDF がありました。下のボタンを押すと、止まったところから続きを投入します。」と出ます。残りをキューに入れる を押してください。結果は「追加: N件。入れ直し: N件。待機中: N件。」と表示されます。すでに入っているものや、同じ設定で作り終えたものは二重に入りません。

メディアライブラリの一括操作

メディア → ライブラリ をリスト表示にし、PDF にチェックを入れて「一括操作」から選びます。

  • PDF サムネイルをキューに入れる — サムネイルの無いものを作ります。
  • PDF サムネイルを作り直す (キュー) — 既存のサムネイルも置き換えて作り直します。一覧には「既存のサムネイルを置き換え」と出ます。

状態と再試行

状態意味
待機中順番を待っています。
実行中処理中です。15 分たっても終わらないものは、止まったとみなして戻されます。
再試行待ち失敗し、5 分ほどあとに自動で再試行します(「次の試行まで …」)。
失敗3 回試してもだめだったもの、または再試行しても意味のない失敗です。詳細欄に理由と対処が出ます。行の 再試行 で個別にやり直せます。
完了作り終えました。30 日たつと一覧から自動で消えます。

詳細欄の主な理由:

表示対処
このサーバーの ImageMagick は、PDF を読むことを禁止されています。サーバーのセキュリティポリシーです。設定画面で「Ghostscript を直接呼び出せます」と出ていれば、直接描画を有効にしてジョブを再試行してください。
このサーバーの ImageMagick は PDF を読めません。多くは ImageMagick から Ghostscript が見えていないためです。対処は上と同じです。
このサーバーでは PHP の Imagick 拡張が使えません。ホスティング会社に有効化を依頼してください。直接描画にも必要です。
この解像度では、ページが大きすぎて描画できません。無料版で解像度を下げて、もう一度キューに入れてください。
指定されたページが、この PDF にありません。多くは差し替えでページが減ったためです。PDF の編集画面で存在するページを指定し、もう一度キューに入れてください。
ジョブが完了しないまま止まりました。サーバーの時間制限や異常終了です。自動で再試行されます。
サムネイルの生成中にエラーが発生しました。自動で再試行されます。繰り返す場合は「技術的な詳細」をサポートにお送りください。
この PDF はメディアライブラリにもうありません。対応は不要です。

サーバーの cron(静かなサイト向け)

バックグラウンドの処理は WP-Cron で動きます。WP-Cron は誰かがサイトを訪れたときにしか起きないため、訪問の少ないサイトでは何時間も進まないことがあります。一定の速さで進めたい場合は、サーバーの cron から wp-cron.php を 5 分ごとに呼んでください。

*/5 * * * * curl -s https://example.com/wp-cron.php?doing_wp_cron > /dev/null 2>&1
毎分にはしないでください 共有サーバーでは、毎分実行の cron に警告が出たり、処理装置を使い続けるプロセスが止められたりします(Xserver では毎分の設定に警告が出ました)。1 回の実行は最長 20 秒で区切っているので、5 分ごとで十分に進みます。実測: Xserver で 500 件を放置のまま 500 件すべて完了。

07差し替えの検出

サムネイルは、ある時点の PDF から作られます。あとで PDF が差し替えられても、サムネイルは古いままです。Pro はそれを見張って知らせます。見張ること自体は常に動いています(ファイルの大きさ・日時・ハッシュを比べるだけで、画像は変えません)。

検出できるもの・できないもの

PDF の差し替えかた気づけますか
差し替えプラグインで、ファイル名を保ったままはい(その場で)
差し替えプラグインで、ファイル名も新しくはい(その場で)
FTP や SFTP で上書きはい(毎日の確認で。すぐ知りたいときは下のボタン)
新しい PDF をアップロードして、古いものを削除いいえ。それは別のファイルで、古いほうと結び付けるものがありません
PDF 個別の画面にある「この PDF を差し替える」気づく必要がありません。差し替えと同時にサムネイルも作り直します

Enable Media Replace 4.2.2 で、ファイル名を保つ差し替え・名前を変える差し替えの両方を実機で確認しています。

毎日の確認 1 日 1 回、ライブラリを少しずつ(1 回に見るのは 200 件、ファイルを読み直すのは 20 件まで)確認し、残りは 5 分後に続けます。設定画面の「差し替えられた PDF」→「現在の状況」に「すべての PDF を最後に確認したのは … 前です。」と出ます。いますべての PDF を確認する を押すと、最初からやり直します。

バッジと件数

  • メディア → ライブラリ(リスト表示)の 「PDF のサムネイル」列に、差し替えられた PDF だけ 「差し替え済み」(「サムネイルは前のファイルのものです。」)、作れない PDF には 「作成できません」と出ます。問題の無い PDF には何も出ません。
  • 設定画面の「現在の状況」に「差し替え N件、作成できないもの N件。」と出て、差し替えがあれば サムネイルを作り直すためキューに入れる のリンクが付きます。
  • PDF の編集画面の「この PDF」欄にも同じ内容が出ます。
メディアライブラリのリスト表示。「PDF のサムネイル」列に「差し替え済み」と「作成できません」のバッジ

自動で作り直す

「差し替えを見つけたら」の 自動でサムネイルをキューに入れて作り直す にチェックを入れると、差し替えを見つけた PDF をキューに入れます。既定はオフです。頼まれずに画像を置き換えるためで、オフのままなら一覧に出るだけで、作り直すタイミングは自分で決められます(キューの「差し替えられた PDF をキューに入れる」)。

08PDF の差し替え

PDF の編集画面の右側に 「この PDF を差し替える」の箱があります。メディアライブラリの一覧(削除の隣)には置いていません。間違ったファイルで押さないためです。

差し替える

  1. メディアライブラリで差し替えたい PDF を開きます。箱の「現在」に、いまのファイル名・大きさ・ページ数が出ます。
  2. 新しい PDF を選びます。
  3. いまのファイル名を保つ(既定でチェック済み)を確認します。
  4. 差し替える を押します。

その PDF を指している投稿・リンク・メディアライブラリの項目は、すべてそのまま同じ PDF を指し続けます(添付ファイルの ID は変わりません)。サムネイルもその場で作り直され、前のサムネイル画像は残りません。

結果の表示意味
差し替えて、サムネイルも作り直しました。ファイル名と URL は変わっていません。ファイル名を保った場合。
差し替えて、サムネイルも作り直しました。ファイル名が変わったので、URL も変わっています。ファイル名を保たなかった場合。
PDF は差し替えましたが、このファイルに指定されたページが新しい PDF にないため、サムネイルは作っていません。…「サムネイルにするページ」を、新しい PDF にあるページに直してください。
PDF は差し替えましたが、サムネイルを作れませんでした。理由は状態タブに表示されています。無料版のステータス タブで理由を確認してください。
PDF を差し替えられるのは PDF だけです。…拡張子が .pdf でない、または名前だけ .pdf で中身が PDF でないファイルです。何も変わっていません。
ファイルが届きませんでした。このサーバーが受け付ける大きさを超えていた可能性があります。PHP のアップロード上限(upload_max_filesize / post_max_size)を確認してください。
ファイル名を保つと URL は同じ — CDN とブラウザのキャッシュに注意 その URL をすでに持っている CDN やブラウザは、コピーが期限切れになるまで古い PDF を配り続けることがあります。CDN を使っている場合は差し替えのあとでキャッシュを消してください。ファイル名を変えればこの問題は起きませんが、URL が変わります。

元に戻す

前のファイルを保管していると、箱に「前のファイルを保管しています: ファイル名、差し替えたのは … 前です。」と 前のファイルに戻す が出ます。押すと確認のあと、直前のファイルに戻し、サムネイルも作り直します(「前の PDF を元のファイル名で戻し、サムネイルも作り直しました。」)。

保管数を「保管しない」にしていると、「差し替えたファイルを保管しない設定になっているため、ここから元に戻すことはできません。」と表示されます。

保管と Nginx

設定画面の「差し替えられた PDF」→「自分で差し替えるとき」の 元に戻せるように、前のファイルをこの数だけ保管する: で、保管しない / 1 / 2 / 3(既定 1)から選びます。

  • 保管先は uploads の中の、推測できない名前のフォルダー(rapls-pdfp-backups- に続くランダムな文字列)です。
  • Apache では、そのフォルダーの .htaccess がすべてのアクセスを拒否します。
  • PDF をメディアライブラリから削除すると、その PDF の保管ファイルも削除されます。
「このサーバーは Apache ではないようです。」と出たとき Nginx などは .htaccess を読みません。そのサーバーでは、保管ファイルを守っているのはフォルダー名が推測できないことだけです。PDF が機密なら、サーバーの設定でそのフォルダー(画面に名前が表示されます)へのアクセスを拒否するか、「保管しない」を選んでください。
# Nginx の例(フォルダー名は設定画面に表示されたものに置き換え)
location ^~ /wp-content/uploads/rapls-pdfp-backups-xxxxxxxxxxxx/ { deny all; }

09更新

Pro の更新は WordPress.org ではなく Rapls Works の更新サーバーから、WordPress のいつもの更新画面に届きます。ライセンスが有効であることが必要です(アップデートに期限はありません。人が答えるメールサポートはご購入から 1 年間で、その後もアップデートは届きます)。

  • プラグイン 画面の Pro の行に 詳細を表示 と 更新を確認 が付きます。更新を確認を押すと、「バージョン N が利用できます。…」「最新版です (N)。」「ライセンスが有効でないため、更新を確認できません。」「更新サーバーに接続できないか、ライセンスが受け付けられませんでした。…」のいずれかが出ます。最後のものが出たときに、下に更新の案内が残っていれば、それは前回サーバーにつながったときの案内です。
  • ライセンスキーは URL に載せず、リクエストのヘッダーで送ります。
  • ZIP は HTTPS でのみ受け取り、インストール前に大きさと SHA-256 を照合します。合わなければ「更新パッケージが整合性検査に通らなかったため、インストールしませんでした。」と出て、何も入れ替えません。
  • 無料版が古くて Pro が止まっているときも、更新は受け取れます。

10削除(アンインストール)

プラグイン 画面で Pro を無効化して削除すると、次のものを消します。

消すもの内容
設定Pro の設定、バージョン記録、サーバー判定の記憶
ライセンスキー・メールアドレス・状態(キーをデータベースに残さないため)と、毎日の確認の予定
キュージョブのテーブル({prefix}rapls_pdfp_jobs)と実行の予定
差し替えの検出確認の進み具合と予定、PDF ごとの記録(ページ指定・切り出し・指紋・前回の生成・保管の記録。_rapls_pdfp_ で始まるメタ)
ファイル一時フォルダー uploads/rapls-pdfp-tmp と、差し替えの保管フォルダー
サムネイル画像は消しません。 生成された画像は無料版のもので、それぞれがメディアライブラリの項目であり、投稿で使われている可能性が高いからです。画像の扱いは無料版の削除時の設定に従います。無効化するだけなら、何も消えません。

保管フォルダーを消すため、差し替えで保管していた前の PDF は削除後に戻せなくなります。必要なら先に元に戻してください。

11困ったとき

Pro を入れたのに何も変わらない

  • 切り出しの既定は「オフ」です。設定 → PDF Image Creator Pro でモードを選んでください。
  • 設定を変えても、既存のサムネイルはそのままです。キューの「すべての PDF のサムネイルを作り直す」か、PDF を選んで「PDF サムネイルを作り直す (キュー)」で作り直してください。
  • 設定 → PDF Image Creator Pro →「ライセンス」タブ で「ライセンス有効」になっているか確認してください。
  • 管理画面上部に無料版についての赤い通知が出ていないか確認してください。

「無料版に必要な拡張点がありません」と出る

無料版のバージョンは足りているのに、Pro が接続するフィルター(rapls_pdf_image_creator_before_resize)がコードにありません。無料版をクリーンなコピーから入れ直してください。直らなければ、この名前を添えてサポートにご連絡ください。

キューが進まない

  • 訪問の少ないサイトでは WP-Cron が起きません。サーバーの cron を 5 分ごとに設定するか、キューの画面を開いたままにしてください。
  • DISABLE_WP_CRON を true にしているなら、サーバーの cron が必要です。
  • 「再試行待ち」は約 5 分後まで動きません。

サムネイルが真っ白

無料版のステータス タブで理由を確認してください。Ghostscript 9.27 以前の透明の不具合なら、無料版と直接描画のどちらも回避を掛けます。スキャンの PDF で余白を取り除いた結果がおかしい場合は、許容値を確認してください(12〜21% は避ける)。

切り出しが途中で止まったように見える

許容値が 12〜21% の範囲にある可能性が高いです。プレビューで仕上がりの大きさを見比べ、8% 以下か 21% より上に変えてください。この PDF だけ切りたくない場合は、編集画面の「切り出し」を「オフ」にします。

差し替えたのに古い PDF がダウンロードされる

ファイル名を保った差し替えでは URL が同じなので、CDN やブラウザのキャッシュが古い PDF を返すことがあります。CDN のキャッシュを消すか、ブラウザで再読み込みしてください。

新しい PDF を上げたのに「差し替え済み」が出ない

新しくアップロードして古いものを削除した場合は、別のファイルなので検出できません。新しい PDF はふつうにサムネイルが作られます。FTP で上書きした場合は、毎日の確認か「いますべての PDF を確認する」で出ます。

直接描画のチェックボックスが押せない

「このサーバー」の判定が「使えます」ではありません。表示された理由を確認し、ホスティング側で変更したら このサーバーを再確認 を押してください。

12よくある質問

無料版のステータスタブが、このサーバーでは PDF を描けないと言っています。Pro なら描けますか?

サーバーによります。PHP がプログラムを起動でき、Ghostscript が入っていれば描けます。どちらかが無ければ Pro でも描けません。Pro の設定画面に、そのサーバーでの判定が出ます。条件を満たさなかった場合は、購入から 14 日以内なら返金します(特定商取引法に基づく表記の「返品・交換・キャンセルについて」)。

サブスクリプションですか? 1 年で止まりますか?

買い切りです。アップデートに期限はなく、1 年を過ぎても届きます。人が答えるメールサポート(info@raplsworks.com)はご購入から 1 年間で、その後もアドオンとアップデートは止まりません。

ライセンスサーバーが止まったら、サイトはどうなりますか?

サイトには何も起きません。最後に確認できてから 14 日間はそのまま使えます。ライセンスが有効でない状態では、Pro の機能は働かず、サムネイルの生成は無料版と同じように行われます(管理画面にはライセンスの入力欄と、有効でない旨の表示が出ます)。

切り出しで大事なところが切れませんか?

保存する前にプレビューで確認でき、PDF ごとに「オフ」にでき、切った結果が小さすぎれば安全弁でページ全体に戻ります。「ページの上部を使う」は、もともと正方形の画像ではその正方形全体を使います。

Enable Media Replace と一緒に使えますか?

使えます。Enable Media Replace 4.2.2 で、ファイル名を保つ差し替えと変える差し替えの両方を確認し、どちらもすぐに検出してサムネイルを正しく作り直しました。置き場所も分かれています(Enable Media Replace は一覧、Pro は PDF の編集画面)。

編集者や投稿者も使えますか?

設定・キュー・ライセンスは管理者だけです。PDF ごとの設定と差し替えは、その PDF を編集できるユーザーが使えます。

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