インターネットを快適に使いたい。動画を見ていたら突然広告が流れてきてイライラした。ニュースサイトを開いたら画面が広告だらけで肝心の記事が読めない——そんな経験はありませんか?
この記事では、そんな悩みを解決する「アドブロック(広告ブロック)」について、初心者から上級者まで対応できる完全ガイドをお届けします。
なんJ AdGuard部 Wikiをはじめとする信頼できる情報源を参考に、AdGuard向け・uBlock Origin向け・DNS向けの購読URLを「コピペしやすい形」で網羅的にまとめました。「何を入れればいいかわからない」という方のために、おすすめ構成(レシピ)も用意しています。
この記事でわかること
- アドブロックソフトとは何か、その仕組みと3つの種類
- 各環境(AdGuard / uBlock Origin / DNS)への導入方法
- 目的別おすすめフィルターと購読URL一覧
- 「入れすぎ事故」を避ける実践的な組み合わせレシピ
- トラブル時の切り分け方法と運用のコツ
1. アドブロックソフトとは?
アドブロックソフトとは、Webサイトやアプリに表示される広告を非表示にするツールの総称です。単に広告を消すだけでなく、以下のような効果も期待できます。
アドブロックを使うメリット
- ページの読み込みが速くなる:広告の読み込みをスキップするため
- データ通信量の節約:特にスマホでは大きな効果
- プライバシー保護:トラッキング(追跡)をブロック
- セキュリティ向上:悪質な広告(マルバタイジング)やフィッシングサイトからの保護
- 画面がすっきり:必要な情報だけを表示
一方で、広告収入で運営されているサイトでは、アドブロックの使用により「広告ブロッカーを無効にしてください」という警告が表示されることもあります。お気に入りのサイトは例外設定(ホワイトリスト)に追加して、サイト運営を応援することも大切です。
2. アドブロックの3つの種類(ここが超重要!)
アドブロックには大きく分けて3つの系統があります。それぞれ仕組みが異なるため、自分の用途に合ったものを選ぶことが重要です。
2-1. ブラウザ拡張機能型
代表例:uBlock Origin、AdBlock Plus、AdGuard ブラウザ拡張機能
ブラウザに「拡張機能」としてインストールするタイプです。
特徴
- 導入が最も簡単(数クリックで完了)
- ブラウザ上のWebページの広告を高精度でブロック
- 要素単位で広告を消せる(広告の「枠」ごと消える)
- 無料で使える高機能なものが多い
こんな人におすすめ
- PCでブラウザをよく使う人
- まず手軽に広告ブロックを試したい人
- 無料で始めたい人
注意点
- ブラウザ内のWebページにしか効かない
- アプリ内広告はブロックできない
- 2025年以降、ChromeではuBlock Origin(従来版)が使えなくなる動きがある
【2025年の重要情報】Chrome と uBlock OriginGoogleはChrome拡張機能の仕様を「Manifest V3」に移行しており、2025年以降、従来のuBlock Originが使えなくなります。対策として以下の選択肢があります。
- Firefoxを使う(uBlock Origin は引き続きフル機能で動作)
- uBlock Origin Liteを使う(Chrome用の簡易版)
- Braveブラウザを使う(広告ブロック機能を標準搭載)
- ChromeにuBlock Originを手動インストールする(上級者向け)
現時点ではFirefox + uBlock Originの組み合わせが最も高機能で安定しています。
2-2. アプリ型(システムレベル)
代表例:AdGuard for Windows / Mac / Android / iOS、280blocker
端末にアプリをインストールして、システム全体の通信をフィルタリングするタイプです。
特徴
- ブラウザだけでなく、アプリ内広告にも効く
- 一度設定すれば自動で動作し続ける
- トラッキング防止やセキュリティ機能も充実
- VPN機能(ローカルVPN)を使う製品もある
こんな人におすすめ
- スマホのアプリ内広告を消したい人
- 複数のブラウザを使う人
- 本格的にプライバシーを保護したい人
注意点
- 有料のものが多い(AdGuardは買い切り4,000円〜)
- HTTPSフィルタリングの設定がやや複雑
- 一部のアプリや決済画面で不具合が出ることがある
- 常時バックグラウンドで動作するため、若干のバッテリー消費
AdGuardの価格帯(参考)
- ソースネクスト版:パーソナル(3台)約4,000円〜、ファミリー(9台)約5,500円〜
- 公式版:年間サブスクリプションまたは永久ライセンス
2-3. DNS / Hosts型
代表例:AdGuard Home、Pi-hole、NextDNS、hostsファイル編集
ドメインレベルで広告をブロックする方式です。広告配信元のドメインへのアクセス自体を遮断します。
特徴
- 非常に軽量(端末への負荷が小さい)
- ネットワーク全体に適用可能(ルーター設定で家中の機器に効く)
- アプリにもWebにも効く
- 設定によってはスマートTV等のIoT機器にも適用可能
こんな人におすすめ
- 家庭内の全デバイスで広告をブロックしたい人
- 軽量な方法を求める人
- ネットワーク知識がある中〜上級者
注意点
- 「要素を消す」のではなく「ドメインを遮断」するため、誤爆時の影響が大きい
- サイトやアプリが正常に動作しなくなることがある
- ページ内の広告「枠」は残ることがある(空白やエラー表示になる)
- 例外設定(Allowlist)の運用が必須
仕組みの違いを理解しよう
| 方式 | ブロック対象 | 広告の枠 | 誤爆時の影響 |
|---|---|---|---|
| ブラウザ拡張 | 要素単位 | きれいに消える | 小さい |
| アプリ型 | 通信単位 | ほぼ消える | 中程度 |
| DNS/Hosts型 | ドメイン単位 | 枠が残ることも | 大きい |
3. 各環境への導入方法(最短手順)
3-1. uBlock Origin の導入(ブラウザ拡張)
Firefox の場合(推奨)
- Firefoxを起動
- Firefox Add-onsにアクセス
- 「Firefoxへ追加」をクリック
- 権限の確認画面で「追加」をクリック
- 完了!右上にuBOアイコンが表示される
Chrome の場合
2025年以降、Chrome Web Storeからは削除されているため、以下のいずれかを選択してください。
選択肢A:uBlock Origin Lite を使う
- Chrome Web Storeにアクセス
- 「Chromeに追加」をクリック
- オプションでフィルタリングモードを「最適」または「完全」に設定
選択肢B:手動でuBlock Originをインストール(上級者向け)
- GitHubのリリースページからChromium版をダウンロード
- ZIPを展開し、任意のフォルダに配置
- chrome://extensions を開き、デベロッパーモードをON
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」で展開したフォルダを選択
uBlock Origin のフィルター追加方法
- uBOアイコンをクリック → 歯車アイコン(ダッシュボード)
- 「フィルターリスト」タブを開く
- 下部の「カスタム」欄にURLを貼り付け
- 「変更を適用」をクリック
3-2. AdGuard の導入(アプリ型)
Android の場合
AdGuard for AndroidはGoogle Playには公開されていません(Googleのポリシーによる)。公式サイトからAPKをダウンロードしてインストールします。
- AdGuard公式サイトにアクセス
- APKファイルをダウンロード
- 「提供元不明のアプリ」のインストールを許可
- APKをインストール
- アプリを起動し、初期設定ウィザードに従う
なんJ AdGuard部 Wiki推奨の最小設定
- 「コンテンツブロック」を有効にする
- フィルタで「AdGuard ベースフィルタ」「AdGuard 日本語フィルタ」をON
- 「DNSによる保護」を有効にする
- DNSサーバーを「AdGuard DNS」に設定
詳しい設定は なんJ AdGuard部 Wiki – AdGuard導入法 を参照してください。
iOS の場合
- App Storeで「AdGuard」を検索してインストール
- 設定アプリ → Safari → 機能拡張
- AdGuardの各機能拡張を「許可」
- AdGuardアプリでフィルタを設定
Windows / Mac の場合
- AdGuard公式サイトからダウンロード
- インストーラーを実行
- ライセンスキーを入力(有料版の場合)
- 初期設定ウィザードに従う
AdGuard のフィルター追加方法
- AdGuardを開く → 設定(歯車アイコン)
- 「フィルタ」または「コンテンツブロック」を選択
- 「カスタムフィルタを追加」
- URLを貼り付けて追加
AdGuard公式フィルタは、URLで追加するよりもアプリ内蔵のフィルタをONにする方が安全で確実です。内蔵フィルタは自動更新され、各プラットフォームに最適化されています。
3-3. DNS型(AdGuard Home / Pi-hole)の導入
DNS型は設定が複雑なため、ここでは概要のみ紹介します。
AdGuard Home の場合
- Raspberry Pi等のサーバーにAdGuard Homeをインストール
- 管理画面にアクセス(通常 http://[サーバーIP]:3000)
- フィルタ → DNSブロックリスト → ブロックリストを追加
- フィルタURLを追加
- ルーターのDNS設定をAdGuard Homeのサーバーに向ける
簡単に試すなら:AdGuard DNS(公開DNS)
サーバーを立てなくても、スマホやPCのDNS設定を変更するだけで広告ブロックを体験できます。
- デフォルト(広告ブロック):
94.140.14.14/94.140.15.15 - ファミリー(アダルトコンテンツもブロック):
94.140.14.15/94.140.15.16
4. 【コピペ用】フィルター購読URL一覧
ここからは、目的別にフィルターの購読URLをまとめます。URLをコピーして、各アプリの設定画面に貼り付けてください。
4-1. AdGuard向けフィルター
▼ 豆腐フィルタ(日本語サイト向け定番)
日本語サイトの広告を広くカバーする、日本語圏では定番のフィルタです。
用途:日本語PCサイトの広告・追跡を広くブロック
注意点
- 他の日本語フィルタと重ねすぎると誤爆が増える
- まずは「豆腐 + AdGuard日本語」の2つで様子を見るのが無難
https://raw.githubusercontent.com/tofukko/filter/master/Adblock_Plus_list.txt
▼ AdGuard 日本語フィルタ(公式)
AdGuard公式が提供する日本語サイト用フィルタです。日本のサイトで起きる不具合の修正ルールも含まれています。
用途:日本語サイト用の追加ルール、不具合修正
注意点
- AdGuardアプリでは内蔵フィルタとしてONにする方が確実
- URLで追加するのは「他環境で使いたい」「特定バージョンを固定したい」場合
# iOS向け(通常版)
https://filters.adtidy.org/ios/filters/7.txt
# Android向け(最適化版)
https://filters.adtidy.org/android/filters/7_optimized.txt
▼ AdGuard 迷惑要素系フィルタ(Annoyances / URL Tracking / Cookie)
ポップアップやクッキー同意バナーなど、「うざい」要素を減らすフィルタ群です。
用途
- Annoyances:ポップアップ、ウィジェット、SNSシェアボタン等
- URL Tracking Protection:URLに付く追跡パラメータ(?utm_source= 等)を除去
- Cookie Notices:クッキー同意バナー対策
注意点
- 入れすぎるとサイト機能が壊れやすい
- 導入後はSNSログイン・決済・問い合わせフォームを必ずテスト
# AdGuard Mobile Ads filter
https://filters.adtidy.org/android/filters/11.txt
# AdGuard Annoyances filter
https://filters.adtidy.org/android/filters/14.txt
# AdGuard URL Tracking Protection
https://filters.adtidy.org/android/filters/17.txt
# AdGuard Cookie Notices filter
https://filters.adtidy.org/android/filters/18.txt
▼ Peter Lowe’s Blocklist(ABP形式)
広告・トラッキングサーバーを広くブロックする、海外サイト向けの定番リストです。
用途:海外サイトの広告・トラッカーをブロック
https://pgl.yoyo.org/adservers/serverlist.php?hostformat=adblockplus&mimetype=plaintext
▼ Adblock Warning Removal List(アンチアドブロック対策)
「広告ブロッカーを無効にしてください」という警告を回避するためのフィルタです。
用途:アンチアドブロック検知の回避
注意点
- サイト側の検知を回避するため、挙動が変わることがある
- 必要なときだけONにするのが安全
https://easylist-downloads.adblockplus.org/antiadblockfilters.txt
▼ Dandelion Sprout’s Annoyances List
迷惑要素対策をさらに強化するフィルタです。
用途:干渉UI、煩わしい要素の追加対策
注意点:仕事系サイトや決済ページは必ず動作確認
https://raw.githubusercontent.com/DandelionSprout/adfilt/master/AnnoyancesList
▼ Legitimate URL Shortener(短縮URL追跡対策)
短縮URLやリダイレクトの追跡を抑えるフィルタです。
用途:bit.ly等の短縮URLサービスの追跡対策
注意点:一部サービスのリンク展開に影響が出る可能性あり
https://raw.githubusercontent.com/DandelionSprout/adfilt/master/LegitimateURLShortener.txt
▼ Block Outsider Intrusion into LAN(LANアクセス保護)
外部ページからLAN内(ルーター管理画面等)へのアクセスを防ぐフィルタです。
用途:セキュリティ強化、DNS Rebinding対策
注意点:家庭内サーバーや管理画面にアクセスする用途がある人は例外設定が必要
https://raw.githubusercontent.com/DandelionSprout/adfilt/master/BlockOutsiderIntrusionIntoLAN
4-2. uBlock Origin向けフィルター
▼ uBlock filters – Ads(uBOの中核フィルタ)
uBlock Originの根幹となるフィルタです。EasyListを補完し、uBO独自構文でアンチアドブロック等に対応します。
用途:広告ブロックの基盤
注意点
- 基本はuBO内蔵でONにするのがベター
- URL購読は他環境への移植や固定運用のとき
https://ublockorigin.github.io/uAssets/filters/filters.txt
▼ uBlock filters – Badware risks(悪質サイト対策)
マルウェア配布サイトや悪質ドメインをブロックするフィルタです。
用途:セキュリティ強化
注意点
- 誤爆するとダウンロードやCDN系が止まることも
- 問題が出たらまずここを疑う
https://ublockorigin.github.io/uAssets/filters/badware.txt
▼ Malware / Phishing / Scam フィルタ
悪性URL・フィッシング・詐欺ドメインを遮断するフィルタです。
用途:セキュリティ強化
注意点
- 強力だが誤爆も起きうる
- ビジネス利用ではAllowlist運用が必須
# Malware Filter
https://malware-filter.gitlab.io/malware-filter/urlhaus-filter-ublock.txt
# Phishing Filter
https://malware-filter.gitlab.io/malware-filter/phishing-filter-ublock.txt
# Scam Filter(Durablenapkin)
https://raw.githubusercontent.com/durablenapkin/scamblocklist/master/adguard.txt
▼ AdGuard 日本語フィルタ(uBO版)
uBlock OriginでAdGuard日本語フィルタを使いたい場合のURLです。
用途:日本語サイト対応
注意点
- 日本語系フィルタを重ねすぎると誤爆が増える
- 1つで十分なことが多い
https://filters.adtidy.org/extension/ublock/filters/7.txt
▼ EasyList Annoyances系(細分化されたフィルタ群)
迷惑要素を細かく選んでブロックできるフィルタ群です。
用途:Cookie同意、チャット、SNSボタン、通知など個別対策
注意点
- 必要なものだけ選んで入れる
- 全部入れると便利機能まで消えやすい
# 基本セット
https://easylist.to/easylist/easylist_cookie.txt
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-annoyance.txt
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-social.txt
# 細分化されたサブセット(必要なものだけ)
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-cookiemonster.txt # Cookie同意
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-chatapps.txt # チャットウィジェット
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-newsletter.txt # ニュースレター
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-notifications.txt # 通知
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-sticky.txt # 固定ヘッダー/フッター
https://secure.fanboy.co.nz/fanboy-widgets.txt # ウィジェット
4-3. DNS向けフィルター(AdGuard Home / Pi-hole等)
▼ AdGuard DNSフィルタ
DNS遮断向けの公式フィルタです。
用途:DNS型広告ブロックの基盤
注意点
- DNSは「ドメイン遮断」なので誤爆時の影響が大きい
- 導入後に主要サイトを必ずテスト
# Android/Windows/Mac向け
https://filters.adtidy.org/android/filters/15.txt
# uBO向け(同じIDのuBO版)
https://filters.adtidy.org/extension/ublock/filters/15.txt
▼ AdGuard DNS filter(プライバシー要素を除外したバージョン)
追跡防止系のルールを除外し、広告・悪質サイト対策に絞ったバージョンです。
用途:Tracking系を別リストで補う設計向け
# 通常版
https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardSDNSFilter/master/Filters/filter.txt
# 最適化版
https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardSDNSFilter/master/Filters/filter_optimized.txt
▼ AdGuard DNS unbreak(例外集)
DNSブロックの誤爆を「例外」で戻すためのリストです。
用途:DNS運用の安定化(ほぼ必須級)
https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardSDNSFilter/master/Filters/exceptions.txt
https://raw.githubusercontent.com/AdguardTeam/AdGuardSDNSFilter/master/Filters/exceptions_optimized.txt
▼ OISD(大規模ドメインリスト)
複数のブロックリストを統合した大規模リストです。
用途:網羅性の高いDNSブロック
注意点
- big/NSFWは誤爆も増えやすい
- まずはsmallから始めるのが安全
# Adblock形式
https://small.oisd.nl/
https://big.oisd.nl/
https://nsfw.oisd.nl/
# Unbound形式
https://small.oisd.nl/unbound
https://big.oisd.nl/unbound
https://nsfw.oisd.nl/unbound
4-4. Hostsファイル用
▼ Dan Pollock’s hosts file(安定版の定番)
広告・追跡・マルウェアをバランスよくブロックする、安定性重視のhostsファイルです。
用途:hostsファイル運用のベース
注意点:迷ったらこれをベースにし、足りない分を追加する運用が安全
# 0.0.0.0 版(推奨)
https://someonewhocares.org/hosts/zero/hosts
# 127.0.0.1 版
https://someonewhocares.org/hosts/hosts
▼ AdAway default blocklist
モバイル広告・アナリティクスを中心としたリストです。
用途:モバイル向けhostsベース
https://adaway.org/hosts.txt
▼ AdAway 日本環境向け hosts(fork版)
日本向けに誤爆を減らす設計のhostsファイルです。
用途:日本環境に最適化
注意点:許可リスト(hosts_allow.txt)との併用が前提
# ブロックリスト
https://raw.githubusercontent.com/lawnn/adaway-hosts/refs/heads/master/hosts.txt
# 許可リスト
https://raw.githubusercontent.com/lawnn/adaway-hosts/refs/heads/master/hosts_allow.txt
▼ MVPS HOSTS
長年メンテナンスされている老舗のhostsファイルです。
用途:広告・プライバシー・マルウェア対策
https://winhelp2002.mvps.org/hosts.txt
▼ Host-block file(複数ソース統合版)
広告・分析・追跡・マルウェアを複数ソースからまとめたリストです。
用途:網羅性の高いhostsブロック
# 0.0.0.0 版
https://sebsauvage.net/hosts/hosts
# AdGuard / uBO 形式
https://sebsauvage.net/hosts/hosts-adguard
▼ First-party trackers host list(CNAME cloaking対策)
「ファーストパーティ偽装」(CNAME cloaking)をするトラッカーを狙い撃ちするリストです。
用途:高度なトラッキング対策
注意点
- 強力だが誤爆可能性も上がる
- 問題が出たらOFFまたは例外設定
https://hostfiles.frogeye.fr/firstparty-trackers-hosts.txt
4-5. Energized(多形式対応パック)
Energizedは、同じ「パック」でも複数のフォーマット(hosts / domains / adblock / dnsmasq / unbound等)を選べるのが特徴です。
▼ Spark(軽量版・入門向け)
まずはこれから始めるのが無難です。
https://energized.pro/spark/hosts.txt # hosts形式
https://energized.pro/spark/hosts_v6.txt # hosts形式(IPv6対応)
https://energized.pro/spark/domains.txt # ドメインリスト
https://energized.pro/spark/adblock.txt # Adblock形式
https://energized.pro/spark/dnsmasq.txt # dnsmasq形式
https://energized.pro/spark/unbound.txt # unbound形式
https://energized.pro/spark/rpz.txt # RPZ形式
https://energized.pro/spark/smartdns.conf # SmartDNS形式
▼ Blu(バランス版)
Sparkより強力ですが、誤爆リスクも上がります。
https://energized.pro/blu/hosts.txt
https://energized.pro/blu/hosts_v6.txt
https://energized.pro/blu/domains.txt
https://energized.pro/blu/adblock.txt
https://energized.pro/blu/dnsmasq.txt
https://energized.pro/blu/unbound.txt
https://energized.pro/blu/rpz.txt
https://energized.pro/blu/smartdns.conf
5. おすすめ構成レシピ(「何を入れればいい?」に即答)
ここからは「結局、何を入れればいいの?」という質問に答える実践的なレシピを紹介します。
基本方針は3つ:
- 同じ目的のリストを重ねない
- まず最小で運用する
- 必要になったら1つずつ追加する
レシピA:AdGuard(アプリ版)で安定運用(日本語サイト中心)
Step 1:最小構成(まずはこれだけ)
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| AdGuard ベースフィルタ | 内蔵をON |
| AdGuard 日本語フィルタ | 内蔵をON |
| AdGuard モバイル広告フィルタ | スマホなら内蔵をON |
ここまでで1〜2日運用し、問題がないか確認してください。これだけでも広告の体感はかなり変わります。
Step 2:追加したい時だけ足す(目的別に1つ)
| 目的 | 追加するフィルタ |
|---|---|
| 追跡が気になる | AdGuard Tracking Protection |
| URLの追跡パラメータが気になる | AdGuard URL Tracking Protection |
| クッキー同意バナーが邪魔 | AdGuard Cookie Notices |
| ポップアップがうざい | AdGuard Popups または Annoyances |
Cookie → Popups → Annoyances(最終手段)
この順番で段階的に追加するのが安全です。
Step 3:もっと強くしたい人向け(慎重に)
| フィルタ | 注意点 |
|---|---|
| 豆腐フィルタ | 強いが誤爆も増えやすい。主要サイトをチェック |
| AdGuard Japanese filter Plus | 補助的に使用 |
日本語フィルタを増やす場合は「豆腐 か JP+ のどちらか1つ」が運用しやすいです。
レシピB:uBlock Origin(Firefox推奨)で最強&安定セット
Step 1:最小構成(内蔵チェックON)
| 設定項目 | 状態 |
|---|---|
| uBlock filters – Ads | ✅ ON |
| uBlock filters – Quick fixes | ✅ ON |
| uBlock filters – Unbreak | ✅ ON |
| EasyList | ✅ ON |
| EasyPrivacy | 必要なら ON |
日本語サイト中心なら、ここにAdGuard 日本語フィルタ(uBO版)を1つ追加するだけでも十分効きます。
Step 2:迷惑UI(Cookie/ポップアップ)を消したい時の安全な足し方
- まず Cookieだけ(uBO Cookie Notices / EasyList Cookie)
- 足りなければ Fanboy Cookie を追加
- それでも足りなければ Annoyances(最後の手段)
「迷惑UI系は必要な分だけ」が鉄則です。
レシピC:DNS(AdGuard Home / Pi-hole)で軽くて強いセット
DNSは「効きすぎ=壊れる」ので、少数精鋭+例外が正義です。
Step 1:最小構成(これがベース)
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| AdGuard SDNS Filter | DNSフィルタ本体 |
| AdGuard SDNS exceptions | 例外リスト(超重要) |
Step 2:追加するなら(どれか1つで十分なことが多い)
| 目的 | フィルタ |
|---|---|
| 網羅性を上げたい(誤爆注意) | OISD small |
| 老舗でバランス重視 | Dan Pollock hosts(zero版) |
| さらに強くしたい | Energized Spark |
追加は1つずつ。入れたら「いつも使うサイト(銀行・役所・決済・仕事SaaS)」を必ずテストしてください。
6. 注意点まとめ:ここが地雷!
誤爆が増える原因 TOP3
- 同じ用途のリストを何個も重ねる
- 特にAnnoyances / DNS / Hosts系で多発
- 「日本語フィルタを3つ入れている」のは危険信号
- DNSは「ドメイン遮断」
- 壊れたときの影響が大きい
- 必ずAllowlist(例外)運用を前提に
- 迷惑UI系は便利だが壊れやすい
- ログイン・決済・問い合わせフォームは導入後に必ずテスト
トラブル時の切り分け方法
症状:ログインできない / ボタンが動かない / 表示が崩れる
- まず Annoyances / Cookie / Popups をOFF(迷惑UI系から疑う)
- 次に 追跡防止系(Tracking / EasyPrivacy) をOFF
- それでもダメなら 日本語追加フィルタ(豆腐 / JP+) をOFF
- 最後に そのサイトだけAllowlist(除外)に追加
症状:広告が急に復活した
- フィルタ更新(更新日時を確認 → 強制更新)
- uBOなら Quick fixes がONか確認
- AdGuardなら Quick Fixes やフィルタ更新を確認
- サイト側がアンチアドブロックを導入した可能性も
7. 運用のコツ(メンテナンスをラクにする)
やるべきこと
- 1つ足したらメモを残す
- 「何のために入れたか」「いつ入れたか」を記録
- トラブル時の切り分けが格段に楽になる
- 重複を避ける
- 同じ目的のリストは1つに絞る
- 「日本語フィルタ3つ入れてます」は危険
- DNSは「例外運用」が前提
- exceptions + Allowlist を常に用意
心がけたい考え方
「最強構成」より「壊れない構成」のほうが長期的に快適です。
フィルタを盛りすぎて日常的にトラブルが起きるより、8割ブロックできて安定している方が、結果的にストレスが少なくなります。
8. よくある質問(FAQ)
Q. AdGuardは無料でも使えますか?
はい、無料版でも基本的な広告ブロック機能は使えます。ただし、無料版はブラウザ(Safari等)のみの対応となり、アプリ内広告のブロックには有料版が必要です。
Q. uBlock OriginとAdGuardはどっちがいい?
用途によります。
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| PCブラウザのみ | uBlock Origin(無料で高機能) |
| スマホのアプリ内広告も消したい | AdGuard(有料版) |
| 家庭内全デバイスで使いたい | AdGuard Home / Pi-hole(DNS型) |
Q. YouTubeの広告は消せますか?
ブラウザ版YouTube:uBlock OriginやAdGuardブラウザ拡張で消せます(ただしYouTube側の対策で一時的に効かなくなることも)
YouTubeアプリ:DNS型では完全には消せません。Android版なら「ReVanced」等の改造アプリを使う方法がありますが、自己責任となります。
Q. フィルタは多いほど良いですか?
いいえ。同じ目的のフィルタを複数入れてもブロック効果は向上せず、誤爆・不具合の確率が上がるだけです。「1つの目的につき1つのフィルタ」が原則です。
まとめ
アドブロックは正しく使えば、インターネット利用を格段に快適にしてくれるツールです。
この記事のポイント
- まずは小さく始める:最小構成で1〜2日試してから追加
- 同じ目的のフィルタは重ねない:誤爆の原因
- DNS型は例外運用が必須:exceptionsを必ず入れる
- 迷惑UI系は慎重に:便利だが壊れやすい
- 困ったら一時停止 → 1つずつON:原因特定の基本
あなたの環境に合った構成を見つけて、快適なインターネットライフを楽しんでください!
参考リンク
- なんJ AdGuard部 Wiki – 日本語圏で最も詳しいAdGuard情報サイト
- uBlock Origin 公式GitHub
- AdGuard 公式サイト
- 豆腐フィルタ
この記事の情報は2026年1月時点のものです。フィルタURLや仕様は変更される可能性がありますので、最新情報は各公式サイトをご確認ください。


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